『総収入金額』-『必要経費』=『事業(不動産)所得』
ここでいう、『総収入金額』や、『必要経費』は、一般的にいわれる「売上」や「経費」とその範囲が少し違います。事業所得を計算するひとを参考に、簡単まとめるとつぎの通りです。
【『総収入金額』とは?】
一般的にいう「売上高」のほか、「家事消費」や「作業くずを売った代金」、「リベート」なども収入として計算します。
特に、商品を自分や家族用に使ったときなどの「家事消費」は、実際にお金を誰かにもらうわけでも払うわけでもないのですが、収入として計算する必要があります。
【『必要経費』とは】
上の『総収入金額』に対応する原価の代金や、販売費・一般管理費などのいわゆる経費を総称したものです。これらを勘定科目に分類して集計をしていきます。
ただし、事業に必要なものであったとしても次に代表されるものなど、『必要経費』とすることができない場合や、何年かに分けて『必要経費』として計算するものがあるので注意しましょう。(具体例はつぎのQ3を参考にしてください。)
【『計算期間』は?】
1年間を単位として計算します。所得税の場合は、その年の1月1日から12月31日までの期間で計算することになります。(新たに開業したときは、その開業の日から計算します。)
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